プロフィール

suurizemi

Author:suurizemi
はじめまして。私の名前は松崎遥です。
2010年現在、東京大学大学院総合文化研究科の2年生です。
最近いろいろ総合しすぎてよく解っていません。
e-mailアドレスは、blckcloistergmilどっと混むです。出会い系サイトの攻撃によりコメント機能は使えませんので、こちらにご連絡下さい。

私の好きな言葉だけ・・・
「証明の海の中にこそ数学の生命が宿り、定理や予想は大海に浮かぶただの泡である(よみ人知らず)」
「曖昧な知識は何の役にもたちません。自戒を込めて(神保道夫)」
「連続関数以外では、微分積分法はむずかしい!(高木貞治)」
「10代で共産主義にかぶれない人間は情熱が足りない。20を過ぎて共産主義にかぶれる人間は知能が足りない。(よみ人知らず)」
「だから、あの人自身がアトラクターなんだよね(金子邦彦教授評。)」
「われわれは、ほとんど知識をもっていないことほど固く信じている。(モンテーニュ)」
「現代文明の根源であり象徴である近代科学は,知的に非凡とは言えない人間を温かく迎えいれ,その人間の仕事が成功することを可能にしている.
 その原因は,新しい科学の,また,科学に支配され代表される文明の,最大の長所であり,同時に最大の危険であるもの,つまり機械化である.物理学や生物学においてやらなくてはならないことの大部分は,誰にでも,あるいはほとんどの人にできる機械的な頭脳労働である.科学の無数の研究目的のためには,これを小さな分野に分けて,その一つに閉じこもり,他の分野のことは知らないでいてよかろう.方法の確実さと正確さのお陰で,このような知恵の一時的,実際的な解体が許される.これらの方法の一つを,一つの機械のように使って仕事をすればよいのであって,実り多い結果を得るためには.その方法の意味や原理についての厳密な観念をもつ必要など少しもない.このように,大部分の科学者は,蜜蜂が巣に閉じこもるように,焼き串をまわす犬のように,自分の実験室の小部屋に閉じこもって,科学全体の発達を推進しているのである.・・・(中略)・・・大部分の科学者は,自分の生とまともにぶつかるのがこわくて,科学に専念してきたのである.かれらは明晰な頭脳ではない.だから,周知のように,具体的な状況にたいして愚かなのである.(オルテガ)」
「幾何学(=数学)について腹蔵なく申せば、私は、これを頭脳の最高の訓練とは思いますが、同時にそれが本当に無益なものだということをよく存じていますので、、、(パスカル)」
「犬っころなら三日も四日も寝ていられようが・・・寝て暮らすにゃあ、人間てのは血が熱過ぎる・・・(村田京介)」
「小泉純一郎は朝食をたくさん食べる。ヒトラーも朝食をたくさん食べた。だから小泉はヒトラーと同じだ(朝日新聞)」
「畜生、今日もまた Perl でスクリプトを書いてしまった。ああもう、 Python がデフォルトでインストールされないシステムはゴミだよ。いや、それではゴミに対して失礼だ (リサイクル可能なものが多いからな) 。よし、こうしよう。 Python がデフォルトでインストールされないシステムは核廃棄物だ。いや、核廃棄物の中にも再利用できるものはあるな。なんて事だ、俺は本当に無価値なものを発見してしまった・・・(プログラマー)」
「ヨーロッパかアメリカの気候のよいところで、
のんびりぜいたくに遊んで一生を暮らすこともできるだろうに・・・それがお前たち下等なブルジョワの最高の幸福だ。」
「もし二人がいつも同じ意見なら、一人はいなくてもよい。(チャーチル)」
「悉く書を信ずれば、即ち書無きに如かず。(孟子)」
「一般的に、時間が経てば経つほど、バグを直すのにかかるコスト(時間とお金)は増える。
例えば、コンパイル時にタイプか文法エラーが出たら、それを直すのはごく当たり前のことだ。
バグを抱えていて、プログラムを動かそうとした最初のときに見つけたとする。君はわけなく直せるだろう。なぜなら、君の頭の中でそのコードはまだ新鮮だからだ。
2、3日前に書いたコードの中にバグを見つけたとする。それを追い詰めるのには少し時間を要するだろう。しかし、書いたコードを読み直せばすべてを思い出し、手ごろな時間で直せるだろう。
でも、2,3ヶ月前に書いたコードの中のバグについては、君はそのコードについて多くを忘れているだろう。そして、直すのはこれまでよりずっと大変だ。このケースでは、君は誰か他の人のコードを直していて、書いた本人は休暇でアルバ島(訳註:ベネズエラ北西カリブの島・リゾート地)に行っているかもしれない。この場合、バグを直すことは科学"science"のようなものだ。ゆっくり、順序立てて慎重にやらなければならないし、直す方法を見つけるのにどのくらいかかるのか、確かなところがわからない。
そして、すでに出荷されたコードのバグを見つけたら、それを直すには途方も無いコストを招くだろう。(Joel on Software)」
「男と女には春夏秋冬がある。
春にしっかり育てて、
夏に燃え上がり、
秋に”情”という実がなり
冬はそれを食べて生きていく。(柳沢きみお)」

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もはや自主セミナーの補助ページではなくなって久しいモノ。
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相互作用表示
なぜかランダウの二回目を書く前に今日の出来事を書くことになってしまった。

今日はバイトの調子が悪く、一時間も無給で労働することになってしまった。その後、2時間もブックオフで本を買っていたので、本でパンパンになった疲れた僕は学校によって本を下ろすことにした。

最初はゾノと、久しぶりにビールでも飲みながら将来の不安について語っていただけだった。しかし、Tとランダウの話をしてしまったのが運のツキであった。彼から部分的平衡のエントロピーについて聞かれて答えたあと、つい密度行列の時間依存性について聞いてしまったのだ。

ここから、翌日5時までに及ぶ、相互作用表示との戦いが始まった。結論を見てみれば、驚くほど簡単で、ただのダイソン級数だ。

こんな初歩的なことで躓いてしまうとは・・・今は、とにかくねむ。超失意体前屈。
 
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2006/4/5 JJ最終回
合宿を抜けると、そこは最終回であった。サークルオリを抜けると、そこは打ち上げであった。打ち上げしかでれませんでした!ごめんなさーい!!でも、打ち上げでは5人で中華料理を10品ぐらい頼みまくりました。やはりガツ炒めと白菜のクリーム煮が個人的には好きでした。またみんなで食いましょう。

総括
とてもよかった。まさか春休みでサクライが終わるとは思わなかった(僕は時間依存摂動をやっていないけれど)。皆さん、今学期の量子の講義は暇だと思うので合間に散乱問題でもやっててください(笑)センパイによると、リップマン・シュウィンガー方程式の計算は楽しいらしいです。

夏には集まってワインバーグでもやれればいいなと思います(笑)あ、以下ワインバーグをぱらぱら読んだ感想について。↓↓↓

ワインバーグは全6巻ですが、これは英語の1~3巻までを各2冊に訳したものです。ワインバーグ自身は、場の量子論を教えていて、英語版の1冊を終えるのに大学院の1年が必要だと感じると、書いています。

この本の特徴は、まずは特徴的な導入の仕方。普通の教科書では、場を正準形式に書いてラグランジアンを天下りに与えて、正準量子化をして量子場が得られるのですが、ワインバーグはその方法をなぜ信じなくてはいけないのかということを強調します。彼は、相対論的要請と量子論的要請を満たす唯一の論理が場の量子論であることを50年代から予想していて、この本を各段階になってついにそれが証明されたのだというのです。確かに、ラグランジアンがいくら美しくてもそれが恣意的では意味が希薄に感じられるから、このアプローチは魅力的に思えます。

第2のよいと思ったところは、歴史的経緯に詳しいところなどです。また、量子電磁気学などは本の中に内包していて、かなり一般的な記述になっています。みんなが見てみないと分からないけれど、なかなかよさそうな本です。分厚すぎるけれど。
 
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2006/3/27 第9・10回サクライセミナー
第9回
摂動でした。いろいろあって最初の方しか予習できず。あまり貢献できませんでした。すみません。あと、Dirac方程式の導出を持ってきてコピーしてもらいました。
0.摂動とは、エネルギーの小さなずれによって近似的にハミルトニアンを表す項で、H+λVと書いて、λを0から1で動かすことにより表現する。
1.摂動を考慮したシュレディンガー方程式は、エネルギーの逆演算子と、ケットの級数展開を利用する。シュレディンガー方程式は、|n>=非摂動ケット+(エネルギー逆演算子)(λV+(エネルギー差の実数Δn))|n>である。(簡単のため、射影演算子は無視。規格化も無視。)
1’演算子をブラにかけて処理するやり方を見過ごしていたことに気づいたのは個人的な収穫であった。
2.Δn= つまりλVの期待値である。
3.摂動の問題の目的は、|n>とΔnを求めることで、λの級数展開を用いる。とくにΔnを級数展開・係数比較すると、Δn=と類似の式が得られる。
4.導関数ケットを低次元の方から帰納的に求めていく。
5.求まった|n>の規格化定数は、粒子が非摂動状態に見出される確立を表し、それは1から「漏れ出す確率」を引いたものである。
6.例。自分的にはあまりにも意味不明である。いつかやり直したい・・・頑張っても1週間後とかになりそうだ。
7.縮退のある場合。これは縮退の無い場合と基本的には変わらず。
これ以上はぶっちゃけよくわかりません。死んでます。みんなは5.4まで分かってるみたいです。最終回までには追いつかなくては・・・!

第10回
同種粒子の取り扱いでした。けっこう個人的に好き。予想通りヤングタブローで紛糾する。化学の問題(1・2年生で、全く興味がわかなかったので殆どやってなかった)を最終的にI本君が解決してくれた。おつかれ。
0.ボース・アインシュタイン統計とフェルミ・ディラック統計の数学的な表現について。
1.2電子系の簡単な例。スピン3重項、スピン1重項。波動関数の変数分離。
2.有難いことに、同一性の問題は波動関数の重なりが相当大きいときにしか問題にならない。
3.ヘリウムの例。摂動や変分法を使う。積分が大変。スピン3重項、スピン1重項。
4.ヤングタブロー。まず、最初に気づいていなかったのは、1つのヤングタブローが系の状態のみならず、対称性を表していたのだということ。状態を表すだけならば各箱を横にダーッと並べてスピンやら何やらを書き入れておけばいいが、ヤング図形にする理由は、対称性が目で見てすぐに分かるというところにある。
5.ヤングタブローによって、テンソル積空間を不変部分空間の直和分解として計算する方法が簡単に得られる。
6.しかし、一つの図式に回転群の規約表現(jを保存する表現)が対応するわけではない。
7.3章でやった、直交テンソルの球面テンソル分解を使うと、多粒子の問題が明解になる。
8.窒素原子の20種類の電子配置。ミスプリだとか言ってごめんなさい。
9.カラーの予言。

最近エロ系の迷惑メールが多い。どうせ誰も引っかかるわけ無いんだから送らなければいいのにね・・・。
 
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2006/3/17 第8回 サクライセミナー
第8回
4時半ぐらいまでで最後の7ページまでが終わる。楽勝楽勝。
・・・でも、なぜか終わったのは8時半でした。時間反転難しすぎる。死ぬー。

まとめ
4.1~3についてはあまり必要性を感じない。真に難しいのは4.4。実はそれまではおまけ。だ。
0.Hとパリティが交換するから同時固有ケットが存在する。しかし、この同時固有ケットはHの対象性に左右されるとは限らない。その基本的な例が、格子上の平行移動など。

で、
4.4
0.時間反転演算子は反ユニタリー。ケットを変化させず、係数を複素共役にする演算子Kとユニタリ演算子Uを用いて、UKと書ける。
1.時間反転演算子はハミルトニアンと交換するのに,ハイゼンベルグの運動方程式は満たさない。
2.xは時間反転で偶、pは奇、Lも奇。
3.スピン1/2の系では、時間反転を2度繰り返すと状態ベクトルにマイナスがかかって戻ってくる(!!!)
4.一般のjの角運動量の固有ケット|jm>に対する時間反転は自由度ηを残して定義できるが、ηをiと採ると便利。計算には、ウィグナーの公式を用いる(ウィグナー凄ぇ!!!)
5.球面テンソル演算子の期待値に対する時間反転。m選択則によって、対角成分T0のみが残る。
6.時間反転の普遍性の結果、クラマースの縮退が生まれる。これは、限られた系のみに時間反転を適用した事による。

もう僕の中ではウィグナーがヒーローと化しています。本を買いたくなってしまった。
次回の担当。5.1Nヤマ、I本。5.2Y竹。5.3M崎。5.4未定。自習。みんながんばれ。
次次回にDirac方程式の導出を持っていきます。

「現代の量子力学」
392ページ/653

意味の分からない速度だ・・・

 
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2006/3/15 第七回サクライセミナー
第7回
1巻が終わりました。
3.10が地獄でした。(途中で帰った人まで・・・)
バイトの時給が50円上がりました(笑)

まとめ
3.7(後半)
0.基底変換の行列をクレプシュ・ゴルダン係数と言う。
1.クレプシュ・ゴルダン係数は幾何学的な因子なので、一箇所を決めれば全体が漸化式によって決まる。しかも、最終的に規格化するから、構造的に最初から全て決まっていることになる。
2.m1m2系とjm系間の変換に対する応用。各空間の次元の確かに等しいことの確認。

3.8
0.シュウィンガーは2個の独立した調和振動子に生成・消滅演算子を与えたモデルを作った。
1.jの値がいろいろ許される角運動量モデルとは異なり、n粒子のスピンが全て上に向いているモデルを考えると、一意的にボソンのモデルとなる。

調べたところ、アイソスピンというのはu/dクォークをスピノールとして見ることのようです。あまり鵜呑みにはしないでください。

3.9
0.ベルの不等式は、
1.ベルの不等式が実験によって検証されたことは、エンタングルド状態が存在しなければならないことを示したもので、アインシュタインの局所性を全て否定するものではない。それどころか、情報が光速を超えて伝わることがないという局所性は保障される。

3.10
0.ハイゼンベルグ描像に対応して、adjointの結果直交行列の積のように変換されるものをベクトルとして定義する。これは、交換関係による定義式に書き直すことが出来る。
1.直交テンソルを直交行列でn重に変換されるものとして導入し、球面テンソルを~として導入できる。
2.球面テンソルはYと同一視できるから、Yの変換則からテンソルの変換則を要請できる。
3.交換関係による定義式に書き直し、球面テンソル(直交テンソルではなく)の定義をこれによって定義する。
4.クレプシュ・ゴルダン級数が、ウィグナー関数を、それが働く空間の部分空間各々について基底変換したものであることを復習した。
5.上を利用しテンソル積をうまく定義することで、高階のテンソルを構成することが出来る。座標変換の直交性を使う。
6.ウィグナー・エッカルトの定理。まだ十分に理解したとはいえない。ベクトルに制限した射影定理のほうが、意味を取るのが難しい気すらする。

次回の担当は、4-2T田・N山、4-3M崎、4-4K森田・Y竹・I本
多分あってると思うんだけど。
メーリスで流れたサイト:
http://hikari77.phys.metro-u.ac.jp/mpsc/mcd.ppt
60ページ以降に数学の説明があります。

http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/C0000051459/qntm1.pdf
J.J.Sakuraiの類似書かな?

http://osksn2.hep.sci.osaka-u.ac.jp/~naga/konan-class/
甲南大学修士課程の講義ノートです。講義の補足が便利。

「現代の量子力学」
331ページ/653
 
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2006/03/13 第六回サクライセミナー
第6回
今日は、脳みそが、とても疲弊した気がします。

まとめ
3.4
0.混合アンサンブル中の純粋状態の比率を表す行列を、密度行列といい、ρとかく。
1.tr(ρA)によって物理量のアンサンブル平均が与えられる。
2.混合アンサンブルにはいろいろな分割の仕方があり、矛盾しない。
3.アンサンブルの時間発展はρの時間発展だが、ρ中の分布の割合wは変化せず、状態ベクトル部分のみが変化する。
4.σ=-tr(ρlnρ)は、純粋アンサンブルでゼロ、ランダムアンサンブルでlnNとなるエントロピーである。
5.熱平衡でエントロピーが極大となる仮定を置くことで、カノニカルアンサンブルが実現できる。

3.5
0.J^2、J+、J-の定義を調和振動子と同様に置く。
1.J+、J-の具体的な成分表示を得る。
2.ウィグナー関数は、Jyの指数関数部分を計算することによって求まる。
3.回転によってjは変化しないから、回転演算子をjの固有空間に規約分解できる。

3.6
0.Jはスピンが無いときx×pに一致する。
1.Lはr=1と固定したときのラプラシアンであり、p^2においてr=1と固定して得ることも出来る。
2.球面調和関数は、はしご演算子を適用して求めることが出来る。するとロドリゲスの式が自然に出て来る。
3.波動関数の一価性から、jが整数であることを論証できる。

3.7
0.テンソル積を使うと、角運動量の合成という概念を確立できる。
1.軌道角運動量とスピン角運動量の合成。
2.スピン角運動量動詞の合成。
3.合成角運動量演算子は、交換関係が確かめられれば今までどおり角運動量として取り扱うことが出来る。
4.テンソル積空間にはいろいろな基底が取れるが、その間の変換係数をクレプシュ・ゴルダン係数という。(数学的な定義では、表現行列をテンソル積空間の基底で表したときの一次結合の係数。要は線型表現の基底の重ね合わせの係数。)
5.クレプシュ・ゴルダン係数がノンゼロであるためには2つの条件を満たす必要があり、さらに係数による行列はユニタリ、成分を実数に取れば直交行列となる。すなわち単位ベクトルを並べた行列である。

次回担当
3.7の残りはN山、3.8はK森田、3.9はT田、3.10はM崎。
次回一巻が終わる予定ですね!打ち上げでもやりましょう~。

「現代の量子力学」
286ページ/653
 
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2006/3/08・10 第4・5回 「現代の量子力学」セミナー
~第4回~
勘を取り戻すために2章の問題を解いた。2.9まで進んだ。

電磁気セミナーに参加してきた反省を生かし、内容を担当制で進めることにした。
2.6はNヤマ、3.1と2は多分I本がやってくるとして、3.3をT田、3.4をY竹、3.5M崎とした。
帰りに「くいしん坊」で2人で肉を食う。もっとご飯メンバーが増えるといいんだけど、家の方向が違うから打ち上げまで無理かな。

~第5回~
まず、今日は7人もいてびっくりした。
内容としてはゲージ変換からだが、磁気量子化が終わったときには3時間以上経過していた。2.6は一人にしては内容が流石に多すぎたようだ・・・。次回からは一人頭10ページちょいを目的とする。第一そのペースでいければ、春休み中に下巻は終わってしまうようです。
しかし内容は興味深い。

2.6のまとめ
0.ハミルトニアンは時間発展の演算子なので、ポテンシャルエネルギーが変わる(ゲージ変換する)と波動関数の位相が変化する。つまり実際に場から力を受けていないのに、ポテンシャルの影響が現れる。これは純粋な量子力学効果である。
1.古典論との違いを見るには、ファインマン径路積分を使うのがよい。ポテンシャルによる位相差が径路によって違うので、mを消すことが出来ないのが、古典的な変分原理と違うところである。
2.重力ポテンシャルによる位相差は、1975年に熱中性子線の実験で確かめられた。
2’ベクトルポテンシャルによる位相差は、1982年に外村(トノムラ)氏のアハラノフ・ボーム効果の検出などで確認された。
2”だからといって必ずしもベクトルポテンシャルの実在性が確かめられるとは言えず、磁束密度でも結果は書ける。
3.ゲージ変換の考え方を使うと、磁気単極子が存在したとすると量子化されていなければならないことが導ける。またディラックだ。ディラックは凄すぎる。

3章1・2・3は、表現論の結果がいろいろと使えるのでやらせていただいた。表現論から得たことの半分くらいをしゃべってしまったような・・・気がする。3をやったところで、8時近くになったのでお開きとなった。お疲れ様でした。

3.1・2・3のまとめ
0.
3次元ベクトルの回転はオイラーの回転で書ける。しかし状態ベクトルを回転する行列のかたちは明らかでない。無限小回転には、交換関係が成り立つ。無限小回転I-i2π/hJを無限回合成すると、回転演算子が得られる。
0’群構造は、準同型写像と交換関係で決まる。ゆえに、角運動量演算子の形は分からなくても、交換関係が同じであるスピン1/2系の話に帰着できる。
1.ベクトルを変換則で定義する視点で行くと、期待値が直交行列による変換を受けた形になる。ハイゼンベルグ表示の考え方に近い?
2.状態ベクトルを変換するのはSのexpである。この2×2行列をかければよい。期待値については、この2×2行列をかけるのではなく、adjoint†する。スピンの単位が1/2であることを仮定すると、状態ベクトルは720度回転しないと元に戻らない。これは中性子干渉実験で示される。
3.スピノルを変換するのはσのexpである。この2×2行列をかければよい。期待値については、この2×2行列をかけるのではなく、adjoint†する。期待値はχ†σχの形で、これがベクトルであるので、スピノルの変換則はやや複雑である(224・234ページに公式あり)。
4.状態ベクトルに関する計算は演算子Dを求めるのが大変だが、スピノルを使うと簡単に計算できる。

次回は3.4からで、3.5は宿題です。
まとめのところで0.と書いてあるのは,章立ての大前提となる事柄です。そんな風に見ると分かりやすいと思います。
次回の担当は:
3.4Y竹 3.6I本 3.7前半Nヤマ 3.7後半M崎 3.8K森田 3.9T田です。
しかしこの本は本当に面白いですね。春休み中に終わるといいなあ。今日は70ページ近く進んで進みすぎ!って感じがするけど、この調子でいけば上巻はあと2回。下巻は5回で終わるらしい・・・。
ということで担当は頑張ってください。特に、練習問題を各担当ごとに2問選んでおくとよいと思います。これは個人的な意見だけど。
それでは、よい日曜日を!

「現代の量子力学」
235ページ/653

 
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2006/2/24 第3回 「現代の量子力学」セミナー
2章4・5・6。プロパゲーターの問題で、ハイゼンベルグ表示をシュレーディンガー表示と取り違えて混乱していることに気づく。やはり問題は大切である。あと、物理学科の某君がいきなり「俺の前世ファインマン?」と言い出す。みんな困る(笑)そのほかもいろいろ楽しいことがあった。

今日の宿題
式2.5.45bの意味が分からない(振幅が一定のまま減衰しないのに、積分すると消える)ので宿題となった。誰か意味が分かったらここに書き込むこと。私は誰か教官に質問しに行かなくてはいけないらしい。

まとめ
0.2章4については誰かコメントでまとめを書いてくれればアップします。なにをやったんでしょう?
1.プロパゲーターの定義式から、遷移確率は「作用を位相とする波」に比例していると考えざるを得ない(ディラックの示唆)
2.上の比例定数は、δ関数規格化から、δ関数に比例している必要がある。
2’比例定数の中のΔtは、次元とデルタ関数規格化との整合性をとるために入っている。
3.ファインマン径路積分に必要な前提は、重ね合わせの原理、クロージャー、古典論との対応原理のみである。そして、古典論との対応のつけやすさという点でファインマン径路積分は優れている。

こんなところ。ゲージの話を出来なかったのが非常に惜しかった。それでは皆さんテストです。頑張ってください。次回は3月8日らしい。僕もいろいろやら無きゃいけないことがあるしあんま量子力学は出来ないけど、疑問とか浮かんだらコメント欄を活用してください。じゃ。
 
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2006/2/20 22 第一・二回「現代の量子力学」セミナー
ついに我が家にネットが開設されました。ナローバンドの。画像が粗いです・・・。

第1回
演習を23まで解いた。5時間ほどするとだれてきたので解散。
まとめ
1.問題は解いた方がよい。
2.えらい人が2人ほどいる。
3.図書館で解説や、ゴールドシュタインなどを借りてくると効率がよい。

第2回
僕は3時間遅れて到着。ご迷惑おかけしました。演習問題が33まで終わったところだった。
まとめ
1.微小時間発展演算子のかたちを仮定すると自然にシュレーディンガー方程式が導出される。
2.微小時間発展演算子を無限回合成すると、ハミルトニアンが時間に依存しない場合の時間発展演算子になる。
3.ハミルトニアンと可換な演算子は"運動の定数"と呼ばれる。
4.ハミルトニアンと可換な演算子は、状態ケットがHの固有ケットで展開可能なので簡単に解ける。
5.ハイゼンベルクの運動方程式はポアソン括弧を使った運動方程式、つまり正準方程式と同じ。
6.ハイゼンベルク表示の基底ベクトルは逆回転。
といったところ。シンプルで分かりやすい論旨。

今回、本文中で問題に差し掛かったところではそのつど該当する問題をやってもらうという形式をとった。僕が担当したのは2.2で、そこで1,4,6の3問を解いてもらったから、単純計算だと章末までに10問ぐらい出来そうだ。わずかながらも効率がよい気がするので、どの問題と対応するのかを気にしながら読み進めてもよいと思う。

余談だが、この日は寝坊して起きたのが13時。翌日は早寝して起きたのが5時。生活パターンが危ない・・・。

JJサクライ「現代の量子力学」
131ページ
演習 良好
 
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JJサクライ「現代の量子力学」セミナー
基礎科学科物性分化主催のWebポータルページをやって候上に作ることになりました。

おもに、浮かんだ疑問の記録、浮かんだ疑問に対する返答、予定確認、やったことの確認、反省などにお使いください。

ホームページ左にあるカテゴリーで、「J.J.Sakurai」をクリックすることで、量子力学ゼミの記事だけを表示することが出来ます。

基本的に私がやったことを更新することになったみたいです。でも、何回か出れないことがあると思いますので、そういう風に欠席したときはたぶん代表者のT君に頼みます。逆に、欠席したときはここを見ると役立つかもしれません。

それでは、末永くよろしくお願いします。第一回の自習範囲は、1章の練習問題です。みんな、もう買った?→コメントへ。
 
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