プロフィール

suurizemi

Author:suurizemi
はじめまして。私の名前は松崎遥です。
2010年現在、東京大学大学院総合文化研究科の2年生です。
最近いろいろ総合しすぎてよく解っていません。
e-mailアドレスは、blckcloistergmilどっと混むです。出会い系サイトの攻撃によりコメント機能は使えませんので、こちらにご連絡下さい。

私の好きな言葉だけ・・・
「証明の海の中にこそ数学の生命が宿り、定理や予想は大海に浮かぶただの泡である(よみ人知らず)」
「曖昧な知識は何の役にもたちません。自戒を込めて(神保道夫)」
「連続関数以外では、微分積分法はむずかしい!(高木貞治)」
「10代で共産主義にかぶれない人間は情熱が足りない。20を過ぎて共産主義にかぶれる人間は知能が足りない。(よみ人知らず)」
「だから、あの人自身がアトラクターなんだよね(金子邦彦教授評。)」
「われわれは、ほとんど知識をもっていないことほど固く信じている。(モンテーニュ)」
「現代文明の根源であり象徴である近代科学は,知的に非凡とは言えない人間を温かく迎えいれ,その人間の仕事が成功することを可能にしている.
 その原因は,新しい科学の,また,科学に支配され代表される文明の,最大の長所であり,同時に最大の危険であるもの,つまり機械化である.物理学や生物学においてやらなくてはならないことの大部分は,誰にでも,あるいはほとんどの人にできる機械的な頭脳労働である.科学の無数の研究目的のためには,これを小さな分野に分けて,その一つに閉じこもり,他の分野のことは知らないでいてよかろう.方法の確実さと正確さのお陰で,このような知恵の一時的,実際的な解体が許される.これらの方法の一つを,一つの機械のように使って仕事をすればよいのであって,実り多い結果を得るためには.その方法の意味や原理についての厳密な観念をもつ必要など少しもない.このように,大部分の科学者は,蜜蜂が巣に閉じこもるように,焼き串をまわす犬のように,自分の実験室の小部屋に閉じこもって,科学全体の発達を推進しているのである.・・・(中略)・・・大部分の科学者は,自分の生とまともにぶつかるのがこわくて,科学に専念してきたのである.かれらは明晰な頭脳ではない.だから,周知のように,具体的な状況にたいして愚かなのである.(オルテガ)」
「幾何学(=数学)について腹蔵なく申せば、私は、これを頭脳の最高の訓練とは思いますが、同時にそれが本当に無益なものだということをよく存じていますので、、、(パスカル)」
「犬っころなら三日も四日も寝ていられようが・・・寝て暮らすにゃあ、人間てのは血が熱過ぎる・・・(村田京介)」
「小泉純一郎は朝食をたくさん食べる。ヒトラーも朝食をたくさん食べた。だから小泉はヒトラーと同じだ(朝日新聞)」
「畜生、今日もまた Perl でスクリプトを書いてしまった。ああもう、 Python がデフォルトでインストールされないシステムはゴミだよ。いや、それではゴミに対して失礼だ (リサイクル可能なものが多いからな) 。よし、こうしよう。 Python がデフォルトでインストールされないシステムは核廃棄物だ。いや、核廃棄物の中にも再利用できるものはあるな。なんて事だ、俺は本当に無価値なものを発見してしまった・・・(プログラマー)」
「ヨーロッパかアメリカの気候のよいところで、
のんびりぜいたくに遊んで一生を暮らすこともできるだろうに・・・それがお前たち下等なブルジョワの最高の幸福だ。」
「もし二人がいつも同じ意見なら、一人はいなくてもよい。(チャーチル)」
「悉く書を信ずれば、即ち書無きに如かず。(孟子)」
「一般的に、時間が経てば経つほど、バグを直すのにかかるコスト(時間とお金)は増える。
例えば、コンパイル時にタイプか文法エラーが出たら、それを直すのはごく当たり前のことだ。
バグを抱えていて、プログラムを動かそうとした最初のときに見つけたとする。君はわけなく直せるだろう。なぜなら、君の頭の中でそのコードはまだ新鮮だからだ。
2、3日前に書いたコードの中にバグを見つけたとする。それを追い詰めるのには少し時間を要するだろう。しかし、書いたコードを読み直せばすべてを思い出し、手ごろな時間で直せるだろう。
でも、2,3ヶ月前に書いたコードの中のバグについては、君はそのコードについて多くを忘れているだろう。そして、直すのはこれまでよりずっと大変だ。このケースでは、君は誰か他の人のコードを直していて、書いた本人は休暇でアルバ島(訳註:ベネズエラ北西カリブの島・リゾート地)に行っているかもしれない。この場合、バグを直すことは科学"science"のようなものだ。ゆっくり、順序立てて慎重にやらなければならないし、直す方法を見つけるのにどのくらいかかるのか、確かなところがわからない。
そして、すでに出荷されたコードのバグを見つけたら、それを直すには途方も無いコストを招くだろう。(Joel on Software)」
「男と女には春夏秋冬がある。
春にしっかり育てて、
夏に燃え上がり、
秋に”情”という実がなり
冬はそれを食べて生きていく。(柳沢きみお)」

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もはや自主セミナーの補助ページではなくなって久しいモノ。
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久しぶりに勉強をしていて叫んだ!!!
いや、やばいよ奥さん。知ってます?

シュアーの補題っていう自明な定理がありますでしょ?それを使いまくると・・・(有限群に限る)

任意の表現はユニタリ化可能
→任意の次元の行列もユニタリ化可能
→ユニタリ化した行列に対してシュアーの補題を使うと二つの表現の指標の積の群上平均値が0になる
→しかし二つの表現が同値ならばシュアーの補題により群上の平均値は1/nになる(nは表現空間の次元)
→平均のかたちはユニタリーであることより、有限群の次元のユニタリ内積と一致
→指標は群上の関数空間の正規直交基底(しかも完全系)
→可約表現の指標はその関数空間の任意のベクトル
→表現が既約であることは関数のノルムが1であることと同値

すごくね?ヘルマン・ワイルだわ。

久しぶりに勉強しながら叫んだ瞬間だった。
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この記事に対するコメント

はじめまして。量子力学の数学的構造、古本って検索したら偶然このページまで来ちゃいました。ぼくも物理を専攻してるんですけど、やっぱすごいですね。ぼくとかとは比較になりません。
関数解析でいい本があったら教えてもらえないでしょうか?
朝井の本か、ファンノイマンかで勉強しようかなと思ってるんですけど。
もしかしたらぼくの理解不足かも知れないですけど、
bell不等式が破れることにより局所実在論では自然現象を記述することは
できないことになってると思うんですけど(量子論だとbell不等式は破れる)
考えてみると量子論では、局所性がどうなってるのかわからなくなってきました。
絡み合った粒子が遠くに離れて、片方測定(これを粒子1とする)するということは、この測定は粒子1の波動関数のみを考えるんではなくて全体で考えなきゃいけ
ないってことなんでしょうか?
質問もわかりづらくなってすいません。
【2007/01/12 19:35】 URL | maru #- [ 編集]

ご訪問有難うございます:ベルの不等式について
うおおお!物理専攻の方ですか!!自分は性格のせいか激しく友達が少なく、ネットで物理をやっている方を見るとどうもうれしくて(笑)これからも宜しくお願いします。

僕はいろいろと中途半端な人間で、関数解析もサボって久しいのですが・・・
とりあえず量子力学をやりたい場合は新井朝雄の緑のほうを定価で買っちゃっていいと思います。ある人に拠れば「100冊読んで10回読める本を探せ」だそうです。僕にとっては間違いなくこれは10回読んで10回あたらしいことが見つかる本です。なので実質的には600円です(3000ページになりますが・笑)下巻は上巻を完璧に理解しない限り買わなくていいような気がします。フォン・ノイマンは僕は持っているのがドイツ語なので読んでません。しかし是非読みたいです。

しかし、それ以前に関数解析の本といえば伊藤清三「ルベーグ積分入門」です。例えば、外測度と測度の違い(定義域が違います)とか、カラテオドリー可測の意味、[0,1]区間で稠密な開集合で測度1で無いものの反例、ルベーグ測度と右微分可能性との関連性、L^2空間の元に対してフーリエ変換はどう定義されるかなどについてさらりと答えられるのでなければ一読をオススメします。読破していない僕が言うのもなんですが・・・

以下量子論の話をします。量子論は愛してます(笑)

局所性というのは、僕の中では相対論的因果律ということになっております。ただ、僕は「座標変換」が量子論でどう実現されているかまだ勉強をしていなくてわからないので、大きなことは言えません(例えば相対論的因果律は場の量子論でも使われますし)が、つまりはここでは「遠方での実験の影響は同時刻であれば無い」ということであっていると思います。

それと、僕はベルの不等式を次のように了解した前提で話しをします。すなわち:「量子論の本質は、重ねあわせ状態(entangled state)が存在することである。重ねあわせ状態によって計算された相関という物理量の期待値はベルの不等式を破るが、統計的方法によって計算された相関の物理量の統計的期待値はベルの不等式を破ることが出来ない」ということです。

上の理解に沿うと、量子論では重ねあわせが使えるので、粒子1や粒子2としてそれぞれ違う実験者に送られるのは、重ねあわせ状態であるということになります。そのため、粒子1と粒子2の相関なる物理量の量子力学における期待値をとればベルの不等式を破るし、また重ねあわせ状態を認めないで(EPRの立場です)統計的に期待値をとることしか許さないならば、原理的に統計的期待値はベルの不等式を破れないので、実験結果が相対論的因果律と矛盾するように見えるのです(そう解釈するしかないわけです)。

上の議論は、波動関数を一見表に出していませんが、波動関数は粒子1と粒子2で独立に収縮しているとして問題が無いことがわかると思います。よって全体の状態なる波動関数を導入する必要はありません。本質は、量子的期待値と統計的期待値の本質的違いだからです。

以上を持って回答とさせていただきます、こういう哲学的な問題は大好きですので、どしどしお願いいたします(笑)
【2007/01/13 23:58】 URL | 俺 #- [ 編集]

補足です
二つの粒子の波動関数は別々に収縮すると書いていますが、確かに二つの波動関数の出所は1つです。このことから全体の波動関数を定義しているじゃないか、と突っ込まれると思うので補足します。

同一の出所から出たそれぞれの波動関数は、宇宙空間でいろいろな影響を受けて、また時間発展もし、もとの状態からそれぞれ大きく変化します。それを、粒子1・2での波動関数と呼んでいるわけです。(粒子1と2の状態をまとめて表し、一度に収束するような波動関数ではありません。)

間違いがあったらご遠慮なくお願いします。間違いを指摘されて成長するのが常なので、宜しくお願いします。
【2007/01/14 00:06】 URL | 俺 #- [ 編集]

ご訪問有難うございます=
こんなものを読んでくださって有難うございます(; ;
大変お恥ずかしいのですが、大学に受かってから2年生の夏休みが終わるまでほとんど勉強をせずに音楽ばかり作っていました。音楽にのめりこみ?文字通り授業には出ませんでした。その後、音楽である程度の結果をあげ音楽よりも勉強に向いているということに気づいたので、このブログを立ち上げて勉強を始めました。僕は東大ですが、意外なことに周りが恐ろしいほど出来なかったために単位は取れました。(というか東大や京大の平均層がどれくらい数学が出来ないかは、院の入試問題を見ればわかると思います、3かける3の行列の対角化ができない人もかなーりいます。理系系のテストは学生の3分の1ぐらい欠席してますから、そりゃあ単位"は"ほぼ自動的に取れますわな・・・)

このころに真面目に勉強をしていればと非常に悔やまれます。

でも実際は授業に出なかっただけで自分の好きなことだけは勉強していました。

数学を始めたのは高2の時でした。図書館で見つけた「位相への30講」という本にはまりました。このころは30講シリーズだけを適当に読み物的に読んでいました。お気に入りは「ベクトルへの30講」でした。これが微分幾何の萌芽でした。
高2の夏休みが終わるとSEGの吉田先生のコースに入れました。この人が高校生相手にベクトル解析を用いて電磁気の修行をするのであまりの衝撃にうたれました。ナブラの意味を探してEMANの物理学にたどり着き、当時の記事は全て読みました(このときの勉強で大学の電磁気学は何もしなくても優が取れました)。それで解析力学を知りました(当時量子力学に興味は全くわかなかった。なぜならなっとくする量子論という本があまりにもつまらなかったからです。これが僕が人生で初めて買った物理の本でした)。
高3になろうとする春の講習は解析力学でした。わからないことだらけ(当たり前)なので先生に質問をしまくっていたら目をつけられました。ここから長い戦いの歴史が始まりました(笑)解析力学を勉強し、美しさに感動しました。
高3の夏、運命の出会いでした(相手にとってはそうじゃないですけど)。土岡さんとはじめてあった時、僕は初めて天才というものを見ました。ランダウとかガロアレベルの人とじかに出会った感じです。この人との会話で表現論・多様体・テンソル積というものを知りました。刺激を受けました。彼に会うことはその後二度とありませんでした。こんな凡人に真の天才というものを見せてくれた神に感謝しています。表現論の本を読み始めましたが剰余類のところで躓きました。
夏休み、SEGの夏期講習では吉田先生が暴走しだし、ハミルトン・ヤコビの方程式や一般相対論をやり始めました。僕は「敵」たる吉田先生にどうしても負けたくなかったので(笑)ノートを計算しなおし何度も考え地元の図書館で数学所を借りまくり(全然読めませんでした)戦いを挑みました。
高3の冬 もうすぐ受験なのに西田幾多郎やヘーゲルにはまってしまいました。延々と哲学の本を読みました(高校時代は結局哲学の本のほうが読んだ量は多かったです)。このころ感動した本は和達さんの「微分・位相幾何」です。外微分の機械的な美しさに、数学が出来るようになったかのような勘違いを覚えました。やはり地元の図書館でいろいろと取り寄せわからないくせにいろいろ読んでいました。今考えると赤面の至りです。このころ、ワンポイントシリーズの行列と群、有名な連続群論などをやりました。行列の基礎はSEGの受験教科書「行列と一次変換」でした。
受験勉強はアフォのようにやっていたのでどうやら受かりました、発表の日大学近くの古本屋で齋藤さんの線型代数入門を買ってみました。結論から言うと読んでません。
このころの思い出は、よくネットで勉強したことです。ネットで質問をしたり、記事を読んだり・・・今思えばこういったことが生半可な理解に繋がったのかもしれませんが、ネットのおかげでテンソル積を理解することが出来ました(Homだと理解しました)。
合格後、吉田先生のところに行って測地線に対する質問をしました。「よく勉強してるじゃない」といった吉田先生の顔は、僕が始めて見た笑顔でした。このとき、僕は泣きそうになりました。
春休み、ランダウの力学だけを読みました。

大学1学期~2学期
この期間で読んだ本は田崎さんの熱力学だけでした。アホです。当然熱力学の授業は全部サボりました。田崎さんの授業もつまらないと思って結局サボってしまいました。部活を4個ぐらい平行してやっていたので勉強は出来ません。
そのうちの1つが物理学研究会でした。生意気だった僕は5人ぐらい集めてキッテルの「熱物理学」の輪講を開きました。この本は、吉田先生に聞いて紹介していただいた院生の話を聞いて決めました。当初、とても可愛い女の子が2人もいたのに、内面から物理オタクと化していた僕は当時興味がわかず口説くのを忘れました(笑)そして、その時口説かなければそのチャンスは二度とありませんでした。なぜかというと2週間後にはあまりの難しさに、僕と1個上の先輩だけになっていたのです。それでもなんとか半年でデバイ理論まで行きました(しか行かなかったとも言う)。このとき、ゼミをすると演習問題を全て解く事になるという重大な法則を発見しました。この先輩とは、のちの伊豆合宿で再会することになります。
解析学のテストは不可、追試でした。
1年の時の成績表にはたしか不可と欠席が20単位ほどありました。

大学2年1学期
ベクトル解析・多様体論の授業があり衝撃を受けました。あとルベーグ積分論みたいな授業が全然わからなくてこれもサボることにしました。
夏休み、悔しかったのでルベーグ積分30講やルベーグ積分入門で勉強しました。まぁまぁわかりました。(今思えば全然わかっていなかった)
ここまでで成績表をほとんど見たことがありませんでしたがドイツ語の成績が40点ちょいだったので物理学科は自動的に選択からはずれ(笑)、物性や科学史などがやりたかったので教養学部に進みました。

大学2年夏休み後
進学振り分けにより基礎科学科(教養学部)に内定しました。
しかし、ここで思わぬことを知りました。ここではセミナーというものがあり、教官と1対1~3で掘り下げた授業を1コマだけ受ける権利があるのです。僕はたまたま開講されていた一般相対論を選びました。これは僕の復活への兆しとなりました。なぜなら、一般相対論を理解することで、ゲージ場(弱い力・強い力・電磁場)なども理解できるようになったからです。このことに当時の僕はとても興奮しました。しかし、この学期は一般相対論以外をあまり勉強しなかったので成績は壊滅的なものでした。また、学習能力のなかった僕はこのころになっても授業をほとんどサボっていました。量子力学も微分方程式も複素解析もサボりました。唯一例外だったのは科学史と物理数学で、優が取れました。物理数学は寺沢寛一を教科書とする授業で、寺沢寛一のあまりの面白さにはまりっぱなしでした。
量子力学はこの時期清水先生の本で初めて勉強しました。あまりの面白さにはまりました。途中から勉強を始めたので演習は成績が悪かったのを後悔してます。
また、この期間にようやく土岡さんから教わった「表現論」を勉強する仲間に恵まれました。物理学科に進んだ友達がまだ駒場にいたので、これは最後のチャンスでした。
それと、この友達に便乗して物理学科の演習に出席していました。内容は複素解析と、解析力学、電磁気学でした。いい加減な大学生活を送っていた僕が点数の高い人たちの間でついていけるはずがなく、見るも無残に落ちこぼれ組みとなりました。
もう少し詳しく知りたければ2005年からの僕の日記を参照してください。

3年生1学期
そんな時にセミナーの担当になったのが佐々先生でした。熱力学の教科書で有名な方です。ここでようやく自分がいかにいい加減な勉強をしていたのかを気づかされました。はっきりいって、上に書いたようなことを僕は読んだことはあっても何一つ理解してはいなかったのです。

例えば、解析学をわかったと言い切れるためには、「無限回微分可能でマクローリン展開不可能な関数はありますか?」「線型写像は必ず連続ですか?」また熱力学では「エントロピーってなんですか?」ときかれたら即答できなければいけないのです。もちろんそれだけでもダメですが・・・

僕は佐々先生に上のような初歩的な質問をたくさん受け、答えられぬ度にズタボロになって行きました。例えば、「エントロピーとは?」「U-FをTで割ったものです」「どの本で勉強したかわかるなぁ(笑)じゃあ温度依存性は?」「・・・」(答えは、温度の単調関数で、その根拠は物質の熱容量が定符号であることです)しかし、これではダメだ、この状態を克服したらどうすればいいのだということをこの時期に頭をフルに回転させて考えました。
そして全ての勉強法を変えました。佐々先生の授業には間に合いませんでしたが、僕は今の勉強方を正しいと思っています。よって、僕が真に勉強を始めたのは、3年生のゴールデンウィークあたりだと思っています。

やはり僕が言いたいのは、曖昧な知識はマジで何の役にも立たないってことです。教科書は行間を読まないと意味が無いのに気づくのに、どれだけ時間がかかったことか・・・だから僕は今でもテイラー級数の収束半径や固有地の縮退やその他もろもろ1年生レベルのことがわかっていません。だから今解析概論を読んでいますが、その面白さに感動するとともに、とても後悔しています。

あと一つどうしても伝えたいことがあります。授業は必ず出なければダメです。僕も3年生になってから授業に出るようになりましたが、理解度がまるで違い、2年サボり続けたことで親に対して本当に申し訳なくなりました。これを僕に気づかせてくれたのは佐々先生でした。

以上、僕の自己満足(回想欲求)のために長々とかいてしまったけれど楽しかったです。参考にならなくても、何らかの波動を感じていただけたらうれしいです。

あと、ゲージ場はおもしろいです。
【2007/01/15 03:18】 URL | 俺 #aF03qbSI [ 編集]


コメントありがとうございます。ぼくからみたら管理人さんはやっぱすごいです。
僕は、旧帝大の3年ですが、正直数学をまともに勉強してるひとなんか同じ学科内
にいないです。
僕も正直あんまし数学的思考は得意じゃないです。
でも、授業の出席も大事ですけど、それだけすればいいみたいになったら悲しいですよね。正直、成績表だけみたら優並んでて、セツドウ計算、シュレ方程式を解けることが
できるって意味でもないですしね。
知り合いとか管理人さんのコメントから考えると、東大は天才と落ちこぼれの差が
激しすぎますね。
【2007/01/15 19:41】 URL | maru #- [ 編集]


いや、僕はまだまだです。最近は流体力学の授業でおちこぼれてますしやることが山積みで、まだまだ一人前にはなれません・・・
まぁ下を見ればキリが無いですからね。もちろん上を見ても・・・まぁなるべく上だけ見て下は見ないようにします。

でも最近の有名な先生も旧帝大からの方が目に付きますよ。学振のPDも地方大の人が多いですし。要は周りに合わせず、自分の好きなことをとことんまでやることなのでしょう。僕もそうなりたいものです。

あ、あと、成績を優とることは大切だと思うので僕の1・2年生時代は真似しないで下さい(汗)一応、先学期とっていた科目で煮詰まるまで考えたものはやはり優、考えなかったりサボったものはやはり優ではありませんでした・・・。

摂動とか具体例は大切ですよね。僕もインシに備えてサクライの読み直しをしたいと思います。

ところで、ベルの不等式に関しては納得されましたか?
【2007/01/15 20:54】 URL | 俺 #aF03qbSI [ 編集]


夜遅くに(睡眠時間を削って!)あれほどの量の丁寧な返信をしてくださりありがとうございました。正直、ここまで書いて下さるとは思ってもみなかったので感動しながら、読ませていただきました。しっかり「波動」を受け取とりました!
吉田先生のクラスの方だったのですか。僕もSEGにいて噂は聞いてきましたがここまですごいとは思ってませんでしたww
数学を(初めてちゃんと)やってみて感じたのは、「物理数学等の授業で覚えた数学」とは「(一歩一歩着実に進んでいるという)安心感」がまるで違うな、ということです。そしてなにより「深い」です!なのでこの数学熱はもうしばらく続きそうです。
やっぱり授業には出た方が良いですか。自分でやった方がはるかに良い、と色々な人に言われたり自分でも思ったりして、正直あまり、出ていません。でも、進んでいる分野は授業範囲をとうに超えたりする一方で、授業にまるで追いついていない(やっていない)教科もあったりすることを考えると、やはり出た方が良いのかな、とも思います。なにより、授業に出ないのはただ逃げてるだけな気がしてなりません。と、色々考えて今年からは一応全ての授業に出るようにしました(今のところ)ww もしよろしければ「やはり授業に出た方がよい」理由を聞かせていただけませんか。
ところで、数理物理を専攻したい場合、それは数学科に行くことになるのでしょうか(もちろん数学と物理の比率や、分野にもよるはずですが・・・)?
【2007/01/16 00:15】 URL | すいっちょ #3sa2k1Q2 [ 編集]


いえ、書かせていただいたことの半分はすでに忘れていて、思い出すことが出来てうれしいです。僕は記憶がすぐになくなっちゃうんですよね。

吉田先生をご存知とはうれしい?ことです(笑)

多分今解析をやられていると思うのですが、僕の経験では、微分では多変数関数の微分可能性、級数の収束に関してはガウスの判定法を、積分に関しては厳密な広義積分と複素積分全般とはやっておかないとあとで苦労します(苦笑)

授業に出なければならない理由ですか。これは超大切です。
なぜなら、教授たちは、自分や自分の仲間とは(ある意味において)格が違う人間だからです!(これを知るためには、自分がどうしてもわからないことについて質問をしてみることがいいでしょう。聞くは一時の恥です。)

本を読むことも大切です。しかし、その著者にマンツーマンで授業をしてもらったら、その何倍もの経験を得られるでしょう。なぜなら、著者の中にある広大な思想を海にたとえれば、文字として著されたものは単なる泡に過ぎない(かもしれない)からです。もちろん、泡から海を再構成できることもあるでしょう。しかし、泡だけを最初に得るのと、授業に出て先生の思想の海を浴び、そこから捨象した泡を持ち帰るのとでは、やはり泡の質に差が出るでしょう。

授業に出ると決めたら、ノートをとるよりも話を一字一句漏らさずに聞き取ることだと思います。僕の場合は、教科書にいろいろ書いてあるのでノートはあまりとらずに「メモ」をとるようにしています。

ある人によると、授業を聞き終えた時に勉強が始まるのであって、授業を聞いたことで勉強したと思ったのならばまさにそれは授業の弊害なのだそうです。

僕はさらに、授業があってこそ、自習の時に考える基盤が生まれるのだと思います。生きている人間の波動を感じるには、本を読むよりも授業に出たほうがいいのではないでしょうか。教官との出会いは一期一会、本は逃げませんが授業は逃げていってしまいます。

院は、どうすればいいんでしょうね?僕もまだ考えていません。というか今の勉強量では、量子論の解析的な基礎研究をするか、量子論の幾何学的な基礎研究をするか、量子統計学をやるか、いろいろ選択肢が広がりすぎて決められないのです。
院はゴールデンウィークになったら決めようと思います。でも、最近は数学家にいくのはやめようと思いました。修士で数学科に行くと帰ってこない場合が多いらしいですので・・・
僕もいわゆる数理物理をやりたいのですが、数理物理の中から何、と絞って、その道に優れた教授の下につくのがいいのではないでしょうか。
【2007/01/16 01:32】 URL | 俺 #aF03qbSI [ 編集]


返信していただきありがとうございました。
やはり授業は出た方が良いということが分かりました。昨日その関連で、学習院の田崎さんのページを見ていたところ、授業と教科書は全く別のもので授業とは決して教科書のダイジェストではない、というようなことを書かれていて、ここでも、そうなのか、と思わず納得してしまいました。授業に出ることにしますw (でも本当に良さの分からない授業もありますよね・・・)
まだ二年生だからずっと先のことだとばかり思っていたら、院試は来年だと気付いて慌てましたw それでちょっと調べてみたんですが、数理物理(と決まったわけではないのですが・・・)をやってるところは、数学科の場合はすぐ分かるのですが、物理の場合はその研究室がどのくらい数学に力を入れているのかよく分かりませんでした。どこに行っても、結局はは(数学と物理との付き合い方は)自分の問題なのでしょうか。
【2007/01/18 00:11】 URL | すいっちょ #- [ 編集]


本当に良さがわからない授業は出なくていいと思いますが、つねに、自分のレベルが低いせいで教官の真価を理解できていないのではないか?と思うことは重要だと思います。良薬口に逃がしといいますし?

こんな若造がいえたことでは無いですが・・・

そうそう、参考までに、僕の尊敬する、と軽々しく言うのもなんですが、国場先生という方のホームページをはっておきます。
http://maildbs.c.u-tokyo.ac.jp/~kuniba/atsuo/publications.html
研究内容がわかると思います。国場先生は理論物理の研究をなさっていて、出身が和達研究室だからか、かなり数学に偏っておられます。何度見ても恐ろしいです。一緒に恐れおののいてください(笑)
【2007/01/18 03:59】 URL | 俺 #aF03qbSI [ 編集]


昨日の晩に投稿したのですが・・・・うまくいかなかったみたいです。

国場さんのページ、見ました!正直さっぱりだったのですが、いろいろと「すごそうな」単語が一杯目に入って、少しわくわくして、ああゆうことが分かるようになると本当に楽しそうだな、と思いました。

ここ数日間、何度も丁寧な返信をしてくださってありがとうございました!普段聞けないことを色々と聞け、そして予想以上の回答をいただいて、本当に質問して良かったな、と思います。
この先また、ここにおじゃますることがあると思いますが、その時はよろしくお願いします!その時は、数学、物理的にちょっとでも成長の跡が見られる質問であって欲しいものです・・・。
【2007/01/19 14:59】 URL | すいっちょ #- [ 編集]


いえいえ、またどうぞ。やりたいことが固まってきたら是非教えてください。

ちなみに、国場さんの分野は可積分系と呼ばれる分野だそうです。非線形な問題に対して厳密解が得られるのはどういうときか、みたいな感じです。わくわくしますが、よく内容はわかりませんよね(笑)まぁでも、わくわくとか本能とか大事だと思います。お互い頑張りましょう。
【2007/01/19 22:36】 URL | 俺 #aF03qbSI [ 編集]


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